新感覚(?)シンセサイザー「Biotek」を使ってみた
どーも,Psy Hedgehogっす.
メディア・インテグレーションが前にこんなセールをやってたの,知ってました?
実はこのセールで私,Biotekをひそかに導入していたんですよ.
本当はセール中にこの記事書きたかったんですけどね,いかんせん使いこなせるようになるまで時間がかかってしまいました(汗)
ただこのシンセ,正規の値段でも買う価値は十分にあると思います.
公式サイトを見る感じ,結構映画音楽に使われてるみたいですね,納得.
というのもこのシンセの強みがサンプリング音源をシンセの音色として混ぜることができるんですよ.
Osc3の部分がサンプリングを鳴らすオシレーターになっています.
内蔵のサンプリングが自然音の素材になっているので,すごいオーガニックな音が鳴ります.
ちなみにサンプリング以外はアナログ波形とFM音源を選択可能,普通のシンセとしても使える.
モジュレーターにサンプルを使用してオシレーターに入れるとものすごい音が出る.ほんますごい.
さらに目を引くのがこのやたらシャレオツなXYパッド
自然と都市の絵が見え隠れする.このシンセの特徴を的確に表したGUIである.
下記のモジュレーションマトリックスでパラメーターを関連付け→マクロ化して上記の初期画面とリンクしていくのがこのシンセの基本的な音作りの手順になります.うーーん,ややこしい!
ただ,難しい分複雑な音作りもできそうだし,僕みたいな面倒臭がり屋は適当にパラメーターを関連付けて実験的に音を作っていく,という方法もある.というか後者のほうが面白い音ができるし,そういう音が欲しくて買った.どうやって作るんだよ!みたいな音色が出来上がるので,オリジナリティーを付け加えるには最適なシンセじゃないだろうか.
これが問題のモジュレーションマトリクス,その数なんと200
これだけあればどんな変態的な音でも作れそうですね!買ったら一生遊べます.
このシンセは,自分で狙った音を作っていく,というよりはいろいろいじくりまわして,実験的に音作りしていく遊び方が一番楽しいんじゃないかと思います.最近のシンセは大体欲しい音,プリセットに入ってたりしますしね.久しぶりにツマミを弄る楽しさを思い出しました.
また,このシンセのすごいところが滅茶苦茶なパラメーター設定にしても音色がそこそこ綺麗にまとまってくれるところ.出音がいいからですかね.
自分の楽曲をより変態的にしたい人は是非!オススメです.
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